高周波療法とその効果
治療時に温かさを感じ、痛みに直接効果を発揮するスーパーマイクロに比べ、電床マットの上に座るだけで、皮膚感覚としては体感が得られないスーパーわかばは、今一つ物足りなさを感じるかも知れません。実際、高周波の有効な使い方を紹介するには、電床マットの上に座り、肩や腕、足腰を動かして運動をするのが基本となる為、なかなか、それぞれの症状に合った治療方法や、特徴のある治療画像として紹介する事は難しい点でもあります。
そこで今一度、高周波療法とその効果を再確認してみましょう。
高周波療法
プラスとマイナスの向きを変える交流電気の周波数が非常に高くなったのが電波であり、その変化が1秒間に何回起こるかを、ヘルツという単位で表されます。そして、1万ヘルツ以上を高周波といいます。
高周波療法とは、電床マットから7万ヘルツ(1秒間に7万回)の高周波を発生させ、様々な治療効果を得ようというものです。
1秒間に7万回の波は、皮膚の表面を適度に刺激する、いわば電子による乾布摩擦です。昔から、虚弱体質やぜんそくの人に、乾布摩擦が効果的だと言われるように、高周波療法は、アレルギー疾患であるぜんそく・アトピー性皮膚炎・花粉症の治療にはかなり有効であると言えます。
皮膚感覚としては何も感じない高周波療法ですが、ぬるめの温泉にじっくりつかった時のような効果・・・とでも言えばイメージ出来るでしょうか。 高周波療法は誰にでも簡単に行う事が出来、正しく使用すれば、その効果は身体の変化を通して実感出来るでしょう。
温熱高周波療法とその効果
温熱高周波療法とは
高周波・温熱を交互に治療することにより、高周波療法と温熱療法の特性を生かし、より高い効果を出す治療法。
全身と局所の治療が同時に行えます。
温熱高周波療法の効果
– 高周波療法 –
1秒間に7万回振動する高周波が全身を包み、皮膚表面をやさしく刺激します。
- 効果
- 頭痛・肩こり・不眠症・慢性便秘の緩解
– 温熱療法 –
身体を効果的に温め、血行を促進。筋肉のコリや神経痛などをやわらげ、疲労を回復します
- 効果
- 温熱効果
・疲労回復 ・血行をよくする ・筋肉の疲れをとる
・筋肉のこりをほぐす ・神経痛、筋肉痛の痛みの緩解
・胃腸の働きを活発にする
基本的な使用例
– 肩 –
– 腹部 –
– 腰 –
– ひざ –